座間味ツアーレポート
 

2002年8月10日〜13日

今回はレポーターやしまさんのご厚意により、なんと動画(QuickTime)付き!!
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(おぉ、マルチメディアコンテンツだ。)

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今年も行って参りました、DS. HIRAKI 夏の座間味ツアー。メンバーはみどりちゃん、玉ちゃん、西夫妻、小森まちゃみさん、内藤さん、松永さん、かめちゃん、ふるはたさん、平木さん、そして私や しまの計 11 人です。惜しむらくはさすらいのビデオ野郎、小川氏が不参加なことでした。

8月10日

クイーン座間味は阿嘉島を 14:15 に発ち 14:30 座間味港に到着しました。えっ?何で阿嘉島からなんだって?そりゃ一足先に 8/3 から阿嘉島入りしてたなんて口が裂けても言えません。

ここでクイーン座間味情報。8/1 から三代目となり双胴船へと変身。揺れが少なくなったらしいが、よう分かりませんでした。テレビの写りは 100 倍良くなりましたけど。所要時間は 5 分ほど短縮されたようです。さらに座間味港情報。なんと浮き桟橋が完成し、潮の干満に関係なく 2 階席(たぶん)から乗り降りします。

儀武さん達と再会し、そのまま今回の宿「海洋館」へ。ジンベイの代わりに魚雷がいます。速攻荷ほどきし、阿佐港へ。そうなんです、到着日は 2 本潜るのが義務なんです(うそ)。 天気は HIRAKI さまご一行が慶良間諸島に近づくにつれ急激に回復し、文句なしの快晴!さすがのう..いやっ、晴れ男晴れ女集団。

1 本目。「灯台下」

その名の通り座間味島北東の灯台の下です。岩場の合間をぬうようなコースで、岩肌にはゾウゲイロウミウシ、タマゴイロイボウミウシ、ミゾレウミウシ がくっついていたり、オーバーハングの陰にはクレナイニセスズメ、アオギハゼ、ハナゴンベ、スミレヤッコなんかがいます。途中で玉ちゃんが激しく呼ぶので 何かな?と思ったらクマノミの幼魚でした。でも近くにイソギンチャクは無いし形も違って見えたので、別の魚だと思ったそうです。後でビデオ見たらやっぱり クマノミでした(笑)。岩の間には大きなコクハンアラ(刺身、煮付け何でも良し)が隠れてました。僕的にはトゲトサカに付いたイソコンペイトウガニ (x2)が撮れて良かったな。イロブダイ (yg.) 、マナベベラ (yg.) もキュートでした。最後にかめちゃんがハリセンボンを虐待して 56 分のダイビングを終えました。最大水深 21m、水温 28 ℃、透視度まずまず(ログより)。

2 本目。「ニシハマ・アザハタの根」

阿嘉島の北浜(ニシハマ)前にある根です。昨年 12 月に再解放されましたが、一度に 4 隻しか係留できません。そのため早い者勝ち的なポイントなのですが、時間が時間(17:50)だったため、ほかの船は全くいませんでした(ははは)。砂地 をひたすら進むと小さな、しかし実に興味深い根がぽつんとあります。キンメモドキ、スカシテンジクダイがぐっちゃり付いていて、その合間を根の主役アザハ タ(x3)が悠然と泳いでいます。ここのアザハタはとってもフレンドリー、と言うより人様を恐れません。かめちゃんが威嚇されてびびってました。やっぱ水 中じゃ人間は魚類にかなわないんですねぇ。その他、定番のホワイトソックス、アカシマシラヒゲエビ、ケラマハナダイに加え、上半身紫のオトヒメエビもいま す。でも 25m と割かし深いので、油断すると減圧が出ます。特に 4 本目だと(あれっ?)。-12m の根まで帰ってくると、大好きなオニダルマオコゼがいました。さわってみてぇ〜!ちび助のミナミハコフグの大冒険をビデオに収めて終了。潜水時間   58 分、最大水深 25m、水温 27℃、透視度やや悪。

ちょうど日没直前だったのでボートで移動し、夕日をバックに女優陣の撮影です。皆さんとっても綺麗に撮れましたよ!逆光で。

お待ちかね夕食タイムは厚めのポーポー焼きがメインディッシュです。あとゴーヤチャンプルー、ラフティー(二日目だったかな?)など。量が 多めなので、とてもご飯までたどり着けませんでした。(そんなにビール飲まなきゃご飯食べられるよ、と、西夫の鋭いつっこみが入ったことを記しておきま しょう。)

ログ付けの途中で儀武さん達がいらして泡盛大会となりましたが、皆様移動&ダイビング疲れで早めの解散となりました。その後こっそり 3 次会に突入したのは内緒だよ、ふるはたさん・松永さん。

8月11日 快晴

1 本目。「ヤカビトンネル」

屋嘉比島北側のケーブポイントです。かめちゃん曰く「写真撮りづらいから、あんまり好きじゃないんだよねぇ。」その割にはいっぱい撮っていたよう な...。ここでは暗がり好きのツバメタナバタウオ、アカマツカサ、キミオコゼの他にも、カッポレ、シチセンベラなぞがいたよ。天気も良かったので射し込 む光が綺麗でした。それにケーブ内から見た海の青さも良かったねぇ。でも玉ちゃんの指摘では、後から入ったら砂が巻きあがってて、白っぽかったそうです。 ぎくぅ!アッ、アカマツカサのせいじゃないかな?
(後日のショップでの会話。かめちゃん「なんだっけ、あの穴んなかで見たやつ?たしか年中行事に関連した..、クリスマスじゃなくて...。あっ、タナバタウオだ。」玉ちゃん「半年違ったね。」)

今日はスタートが遅かったのでここで昼食タイムです。「チシ展望台」でお昼寝を兼ねた休憩です。風があって気持ち良かったね。

2 本目「佐久原(さくばる)」

阿嘉島の南にある露出岩周辺のポイント。地形を楽しみながら進むとアカククリの成魚が 2 匹、逃げずに漂ってました。途中にはイソバナの大群生が現れ、さらに進むと大砲と弾があります。ここで女優陣は記念撮影。スミツキベラ (yg.)、アカハタなどがいて、イソギンチャクにはアカホシカニダマシが隠れてました。潜水時間 51 分、最大水深 25m、水温 28℃、透視度は良好でした。

3 本目「儀名(ぎな)」

元々はサンゴが綺麗であっただろうと想像されるポイント。浅めの岩場をゆっくりと流すダイビングでした。ハナグロテフテフウオ、マルクチヒメジ(黄 色)、アブラヤッコ、キツネベラ (yg.)、ハナミノカサゴ (yg.)などフィッシュウォッチングを楽しみました。(ちょっとパワーダウンしてるなぁ)潜水時間 56 分、最大水深 14m、水温 27℃、透視度ややにご。

3.5 本目「イジャカジャ」

そうなんです、今回のツアーは大潮まわりだったのです。数日前からマンタ出現の話題で慶良間諸島は盛り上がってたんです。一日の締めくくりはシュ ノーケリング企画「マンタと泳ごう!」でした(ほんとは泳いで追っかけちゃだめなんですけどね)。もう食事に夢中のマンタがひたすら同じ海域を往復するも んですから、じーっとしてても勝手に向かってきます。いやというほどビデオ撮りまくりました。結局 2 枚のマンタを見ることが出来ましたが、後日ショップで「 3 匹いたね」と言われちょっとショック。

夕食後儀武さんのショップでログ付け。途中でふるはた・平木両氏は居眠り、と言うより熟睡。流れ星を見に行く頃には復活してました。チシ はまた星の名所でもあって、周囲に明かりがほとんど無いため天の川がくっきり見えます、さらさら流れる音まで聞こえます(そんな訳はない)。芝生に寝っ転 がって夜空を見れば、流れ星なぞ時々現れて、う〜んいい感じ(山羊の糞さえ気にならなければ)。

8月12日 やっぱり快晴。

1 本目「タカチンシ」

屋嘉比島北側、やや沖の露出岩を回るコース。流れがあれば大物も期待できるらしいが...、そうお気づきですね?全く流れてませんでした(とほ ほ)。エントリー後岩の下にはネムリブカ。別の露出岩にはプチケーブがあって、イソバナが生えてます。こうなるとやることはイソバナガニ探し。あきらめか けていた最後にいたよ〜ん、かわいいやつ。でもとっても撮りにくかった。ここのイソバナ全部上からぶら下がってるんだもん。ケーブ出口ではアカククリがお 出迎え。徐々に深度を上げ、棚の上でご休憩。なんとかべラが集団で産卵してました。サンゴの間にはカスリフサカサゴのペアも。そしてお約束、輪になって浮 上。潜水時間 42 分、最大水深 29m、水温 27℃、透視度 Good。

2 本目「アムロトンガリ」

ご想像の通り安室島の南の角っこです。サンゴが比較的残っているポイントです。ゆっくりと逆潮の中を進み、エダサンゴに群れるデバスズメダイや、ポ リプをつつくテングカワハギの姿を楽しみながらのんびりダイビング。オシャレカクレエビ、トサカリュウグウウミウシなど撮ってると、ふるはたさんの一発芸 「ブダイの糞」が炸裂。息つく暇もなく「こなきじじい」で畳みかけてきた。玉ちゃんも「砂かけばばあ」で共演。こうなったら次はナマコネタ。西家のめおと 芸が見られたよ。その時玉ちゃんはクロハコフグを追い詰め、みんなを呼ぼうとしたけど「こりゃあかん」とあきらめたそうな。綺麗なフグだよね〜、撮りた かったよ〜(涙)。潜水時間 50分、最大水深 12m、水温 28℃、透視度割と良かった。

昼食は今日もチシ展望台。途中スコールにに見舞われましたが、すぐ止んで、綺麗な海をバックにお写真タイム。陸上ではとっても元気なまちゃみさんでした。その後みなさん意識消失し、はたまたまちゃみのいい被写体になっちゃいました。

3 本目「タートルリーフ」

あれよあれよという間に早くもラストダイブ。かめちゃんを探しに出発。もちろん真っ先にエントリーしたのはかめちゃん。頼むよー。さて、どよよ〜ん とした海の中を進むと遠くにマダラトビエイがっ!全員狂ったようにダッシュ!しばらく行くとアオウミガメがご休憩中。みんなに囲まれ逃げ場を失い固まって ました。その後再びみんながダッシュ!!さらに大きなウミガメが泳いでいたそうです(伝聞表現)。さらにさらに三度ダッシュ!!!今度は見たよ〜。あまり の大きさにマンタと見まがう程巨大なカメでした。ログ付けの時聞いたら 6 人中 4 人がマンタだと思ったそうです。座間味最後のダイビングはダッシュしまくり体育会系ダイブであった。潜水時間 47分、最大水深 15m、水温 27℃、透視度どよよ〜ん。

宿へ戻り器材を洗って、早めの夕食を摂った後は夕日を見に「白坂の崎」へ。遠くに久米島が燃え上がっていました。やっぱ陸上はまちゃみの天下で、写真への注文が多く大変でした(半分ホント)。

ログ付けを儀武さんのショップで済ませた後は浜辺で花火大会。みなさん童心にかえってましたよ(特に平木さん)。

8月13日 今日は潜らないので涼しいといいな〜と思ったが願い届かず快晴

午前 3 時。何とか流星群がもっとも見える時間と聞き、屋上に行った人数名。根性あるねぇ〜。わたしゃ当然寝てました。

さて船が午後発なので、古座間味ビーチシュノーケリング班とお買い物班に別れて行動。予定通り座間味港から QZ で泊港へ。とまりんアネックスのスーパーで土産を買い(実はここは食料品の穴場なのだ!)その後那覇空港へ。しばしのお買い物タイムの後 (JA 直営店で島唐辛子が安かった)JAL にて名古屋空港へ。奥さんのお迎えを受けました。そして実感、やっぱ沖縄は避暑地だわ。ハイエースでショップへ行き、今回のツアーは解散となりました。 あー楽しかった!

 

 
     

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