サイパンツアーレポート
 

2002年2月9日〜12日

はじめに・・・

ダイビングショップHIRAKI.2002年リゾートツアー第1弾として 常夏の島サイパンに行ってきました。参加者は八島さん・安江さん・北岡さん 私、ふるはたの4人です。

2月9日(土) 天気:(岐阜)晴れ→(サイパン)晴れ時々曇り

寒の戻りで寒くなった各務原。朝9時ショップに集合し、いざ名古屋空港に。名古屋空港に 順調に到着し、出発までの一時、ピアノとバイオリンの生演奏を聞きながらコーヒーを飲み一服。

12時30分、飛行機は我々を乗せサイパンに向けて飛び立つのであった。機上の人となり、 映画を見ながら時間を過ごす。

16時50分、無事サイパンに到着。暑い!気温は30℃であった。でも冬のこの時期南国 サイパンに来れて幸せである。さて、旅行者のスタッフに導かれバスに乗車し宿泊先のOVH に行く。チェックイン後荷物を置き、早速夕食に行くのであった。サイパン初日の夕食は宿から 徒歩3分の所にある「にんにく屋グロット」である。店の中はニンニクの匂いでいっぱい。料理 にもふんだんにニンニクが使われ胃腸の弱い方はちょっと食後は辛いかも・・・。一度は行って見るのもいいかもね。

食後はホテル横の中国のスーパーマーケットに立ち寄る。旧正月で様々な魅力的なグッヅが 売られていた。一部マニアにはたまらない店である。

2月10日(日) 天気:晴れ

朝食を7時に摂る。ホテルの朝食でベーコンは止めたほうがいい。カリカリ過ぎてあまり 美味しくない。

8時15分CMLCの迎えをロビーで待つ。定刻、迎えの車に乗り込みダイビングサービスへ。 いよいよダイビングの始まりである。この日は3ビーチの予定である。器材をセットしブリーフ ィングしてチェックダイビングを兼ね1本目のポイント「ラウラウビーチ」に出発である。

【1本目:ラウラウビーチ】  気温:29℃/水温:28℃  透視度:15m  風向:北東/風力階級:1〜2/波浪階級:1〜2  最大水深:17.5m(平均:9m)  潜水時間:70分

浅瀬を歩きEN地点に到着。ここはガレ場が広がり補給用パイプ1本が沖に延びている。パイプ ラインに沿って潜る。様々なクマノミが見られるポイントである。まったりとしたダイビングで 一同満足してEXするのであった。

<見られた魚>
ヤマブキハゼ・カミソリウオのペアー・モンハナシャコ・ハタタテシノビハゼ・ハナビラクマノミ・ オレンジフィンアネモネフィッシュ・ダスキーアネモネフィッシュ・コバンハゼ・ レッドバンデットブラウンゴビー・オドリハゼとダンスゴビーシュリンプ・ヤマブキハゼなど

1本目終了後、グロットに向けて移動である。 グロットに到着し一息ついて器材をセットし約120段の階段を下るのであった。

【2本目:グロット】  気温:30℃/水温:28℃  透視度:40m  風向:北東/風力階級:1〜2/波浪階級:2  最大水深:36.3m(平均:13.6m)  潜水時間:49分

高台からジャイアントスライドでEN.中央の穴から外洋に出るとタイマイが出迎えてくれた。 そしてヘルフリッチを目指し一気に深度を下げて行く。しかし!居なかった。そそくさと浮上し 左の穴から戻るのであった。あとはのんびりと穴の中を散策しEXするのであった。

<見られた魚など>
タイマイ・幻のヘルフリッチ・コクテンフグ・バラクーダ・ツユベラの幼魚・ハタタテハゼ・ タテジマキンチャクダイ・カスミチョウチョウウオ・ムチカラマツエビ・リュウキュウハタンポ・ チゴベニハゼ・キムラベニハゼ(仮称)・ウコンハネガイ・ギンユゴイ・アオギハゼなど

EXし、階段を上がり息を整えた後、昼食を摂りにショップに戻るのであった。 食事を済ませ、次はオブジャンである。

【3本目:オブジャンビーチ】  気温:28℃/水温:28℃  透視度:20〜30m  風向:北東/風力階級:1〜2/波浪階級:2  最大水深:12.2m(平均:5.7m)  潜水時間:62分

ここはガーデンイールが居るポイントであるが今回はそこまで行かず、浅場をまったりと潜る。 カエルウオの卵やハナヤサイサンゴに居つくパンダダルマハゼに群れる方々、個々に盛り上がっ ていたようだ。

<見られた魚など>
フタイロカエルウオ・モンツキカエルウオとその卵・パンダダルマハゼとその卵・ブルーバードドワーフゴビー・ オトヒメエビ・ベニゴンベなど

ダイビングを終えホテルに戻りシャワーでさっぱりして夕食へと行くのであった。本日はタイ料 理屋に行くことにした。ホテルから徒歩5分程のタイ料理屋は静かで落ち着いた感じ。料理も美 味しく満足できた。トムヤンクンは辛かった・・・・。

2月11日(月) 天気:晴れ

ダイビング2日目である。本日の予定は3ボートである。昨日同様7時に朝食を摂り、8時 15分にピックアップしてもらいダイビングサービスへ。

器材をセットしサービス前の桟橋からボートに乗りこみ本日1本目のイーグルレイシティへ 向かうのであった。ここは、マダラトビエイが多数でるポイントである。

【1本目:イーグルレイシティ】  気温:29℃/水温:28℃  透視度:20m  風向:北東/風力階級:2/波浪階級:2  最大水深:10.6m(平均:8.2m)  潜水時間:51分

ENしてマダラトビエイを待つための根で緩やかな流れの中しばし待機。7匹ほどのマダラト ビエイが我々の目を楽しませてくれた。また、この根にはマクロ生物がおり、トビエイ以外にも 楽しめる。

<見られた魚など>
クモガイ・クチナガイシヨウジ・セムシカサゴ・ツユベラの幼魚・アナジャコ・イソギンチャクエビ・ アカホシカニダマシ・ハダカハオコゼ・オニダルマオコゼ・マダラトビエイなど

1本目終了後、マニャガハ島沖で休息。そして、2本目のポイント沈船に移動する。

【2本目:沈船】  気温:29℃/水温:28℃  透視度:20m  風向:北東/風力階級:2/波浪階級:2  最大水深:9m(平均:6.5m)  潜水時間:59分

ここは緩やかな流れがあり、沈船の回りを漂いながら潜るのであった。ロクセンスズメダイ が群れており手袋の破れた部分が良い感じの疑似餌となりこれをめがけて集まってくる。すさま じい力で私のグローブは更にボロボロにされたのであった。こんな感じで魚とコミュニケーショ ンを図りながらダイビングを行い、安全停止中アンカー下に突如泳いで現われたオニダルマオコ ゼを見下ろしながらEXするのであった。

<見られた魚など>
オウギガニの卵持ち・イボウミウシ3匹イソギンチャクモエビ・ヨコシマクロダイ・アカヒメジ・ ワニゴチ・ロクセンスズメダイ・タテジマキンチャクダイ・ラッパウニ・オニダルマオコゼなど

2本目終了後、サービスに戻りランチタイムである。食事を済ませ一息入れた後いよいよ最後 のダイビングに向かうのであった。

【3本目:アイスクリーム】  気温:29℃/水温:28℃  透視度:15m  風向:北東/風力階級:2/波浪階級:2  最大水深:16.6m(平均:11.6m)  潜水時間:63分

ここのポイントにはマダラトビエイのクリーニングステーションがある。ENし根の回りを 移動していくと何やら根の上で動く影が・・・。なんとマダラトビエイが乱舞しているではないか。 6匹のトビエイ達が宙返りなどをして楽しそう。しかし、我々の気配に気づいたのか泳ぎ去って しまった。しかし、暫くすると1匹のトビエイが急接近。何だか我々を観察しに来たようだ。

大物を見た後はマクロ生物で盛り上がる方々。ダルマハゼやサンゴテッポウエビが潜むハナヤ サイサンゴに群れる方々。とてものんびりとしたダイビングであった。

<見られた魚など>
マダラトビエイ7匹・サンゴテッポウエビ・ダンゴオコゼ・ミドリガイ・オレンジフィンアネモネフィッシュと卵・ ルリホシスズメダイ・トレイシーデモイセル・アオハダキモガニアカヒメジ・カスリフサカサゴなど

楽しいダイビングも終わり、サービスに戻り器材を洗った後LOG付けを済ませる。

ホテルに戻り夕食へ。本日は中華料理屋の紅碗酒家(昨年にも行ったことがあるお店)である。 ホテルから歩いて10分の所にあるこの店は料理が美味しくお腹も満足する。小人数の時はスー プはSサイズを注文しよう。Lサイズだとあとできっと後悔するだろう。

食事を済ませ後はお買い物。 そして明日の帰国に備えて就寝。

2月12日(火) 天気:晴れ→(岐阜)曇り

朝6時45分、飛行場行きのバスに乗り込む。そして、9時10分サイパンを出国し11時 40分無事名古屋空港に到着。何だか周囲には白い物が・・・。なんと雪が積もっているではな いか。南国帰りには厳しい寒さであった。

まっ、何はともあれ無事ツアーは終了しました。

 
     

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