2002年7月25日〜28日
7月25日(木)
6:00ショップ集合。
今回の参加者は磯谷さん、佐藤さん、西学美さん、早野さん、そして平木さんと私ニシムラの総勢6名。荷物を車に積み込んで名古屋空港へと向かいます。 心に引っかかるのは沖縄の天気。雨は降ってなさそうだが大きな台風が2つも日本の南海上をうろうろしている。うねりは?帰りの飛行機は?D.S.HIRAKI一行の運命や如何に!!
なんて深刻な雰囲気はまったくなく、「大丈夫大丈夫。船が揺れるといけないから酔い止めは手に入れといたほうがいいかな?」てな感じで8:45発のJAL493便に一同搭乗しました。のんきな一行です。
さすがに飛行機は多少揺れました。那覇空港でJTA209便に乗り換えて12:15久米島空港到着。 お世話になる高里マリンスポーツクラブの米倉さんがマイクロバスで出迎えに来てくれていました。バスに荷物を積み込んでイーフ観光ホテルへ向かい、 ホテルで荷物を整理して早速ダイビングへ。台風の影響で西風が強く、潜れるポイントは限られるとのこと。
ヤノさんのガイドで1本目はツインロックへ。2本の根が沖に向かって突き出ているポイントです。根の上をぐるっと一回り。2本の根の間を渡るときの浮遊感が気持ち良かったです。
天気:晴 気温:32℃ 水温:27℃ 透視度:20-25m 潜水時間41分 最大水深23m
見れたもの:カスミチョウチョウウオ、ヤマブキスズメダイと卵、 ヒレナガヤッコ♀、ルリホシスズメダイ、シモフリタナバタウオ、 スミツキベラの幼魚 など
2本目はキャニオン。迷路のような珊瑚礁の間を縫うように進んでいきます。 一畳ほどのナガレハナサンゴの上にニセアカホシカクレエビやホンカクレエビがいっぱい。
天気:晴 気温:31℃ 水温:26℃ 透視度:25m 潜水時間44分
最大水深23m みれたもの:ホンカクレエビ属の一種、ニセアカホシカクレエビ、 オシャレカクレエビ、ハタタテシノビハゼ、キイロサンゴハゼ、 ヘラヤガラの幼魚、ツバメタナバタウオ など
船を下り際に船長が「台風が来てるから、明日は潜れるかなぁ」などと不吉なことを・・・大丈夫。台風は待っててくれるって。
今回のDSHirakiの秘密兵器はビンゴセット。自作の携帯用ナンバー駒とビンゴカードを持ち込んで、アフターダイブも盛り上がろうという作戦です。 試しに夕食のあとサービスのスタッフ達とホテルの前の道端でビンゴ大会。なにか子供の頃にメンコとかやってたときのような雰囲気が漂うひとときでした。平木組圧勝。 良い気分になってコンビニで花火とかき氷(ビンゴで買った佐藤さんのおごりでした。ご馳走様です。)を買ってビーチへ。米倉さんがロケット花火を飛ばしまくり、平木さんがねずみ花火で応戦。ガキ大将(おっさん)二人の競演で初日の夜から盛り上がります。
20:30から泡盛を呑みながらログ付けをし、移動の疲れも手伝って22:00頃就寝。
7月26日(金)
2日目はハテノ浜の南側で2本。白い砂浜を遠くに見つつエントリー。 港の外側は防波堤が波をかぶるほどですが、ポイントまでは環礁の中を通っていくのでとってもらくちん。
1本目は中の浜沖。大きな根の回りをぐるっと回るコースをとります。見所は岩の割れ目の中にある大きなイソバナ。 明るい太陽が照り返す真っ白な砂からガーデンイールが数匹顔を覗かせたり、カクレクマノミがイソギンチャクの上でヒラヒラと泳いでいたりと可愛い印象の海でした。しかし、期待していたイソバナは台風の影響で折れてしまっていました。残念。
天気:晴 気温:31℃ 水温:27℃ 透視度:25m 潜水時間47分 最大水深16m
みれたもの:アカホシカニダマシ、カクレクマノミ、ミツボシクロスズメダイ、 ミスジリュウキュウスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、 チンアナゴ、シャコガイ、シライトウミウシ など
2本目は運動場へ。ちょうど1本目と凹凸が逆になった感じで、砂地を取り囲む形の根を根と砂の間に沿って一周する面白い地形のポイントでした。
天気:晴 気温:31℃ 水温:27℃ 透視度:25m 潜水時間44分 最大水深21m
みれたもの:クレナイニセスズメ、ホシゴンベの色彩変異、 コガネヤッコ、アカハラヤッコ、セグロチョウチョウウオ、 オウゴンニジギンポ など
ホテルに帰ってログ付けをし(さっさとやっておけば夜はゆっくり飲める(^_^)v)、サービスの車をお借りして酔い止めを買いに行くついでにミニドライブへ。 比嘉定パンタの見晴台でボーッと海を眺めていると、道の向こうから何やら歩いてきます。 なんと、山羊が。しかもロープ付きの首輪を付けて。 以前渡嘉敷島で放し飼いを見かけたことはありましたが、首輪を付けて散歩している山羊は初めて見ました。 久米では普通の光景なのでしょうか・・・
7月27日(土)
台風は目論見通り北に逸れて行き、やっとハテノ浜の北側で潜れるようになりました。
ガイドは大森さんに交代し、1本目はカスミポイント。その名の通りカスミチョウチョウウオがドロップオフ沿いに群れる、ダイナミックかつ魚影も濃いポイントです。 白い砂も魅力的ですが、個人的には「やっと久米島らしい海に入れた」って感じでした。棚上ではちょっとうねりが大きかったかな。
天気:晴 気温:31℃ 水温:27℃ 透視度:30m 潜水時間43分 最大水深24m
みれたもの:カスリフサカサゴ、カスミチョウチョウウオ、タテジマヤッコ、 アカネハナゴイ、イソマグロ、モンガラカワハギ、メガネゴンベ など
2本目はウーマガイ。待ってました、バリバリのドロップオフ(意味不明)。 棚から離れて海の中を飛ぶような感覚。気持ちいい〜!! 棚上に上がるとカミソリウオが2匹、うねりに身を任せて漂っていました。 我々もうねりに身を任せ・・・酔いそう・・・
天気:晴 気温:31℃ 水温:27℃ 透視度:30m 潜水時間40分 最大水深38m
みれたもの:カスミアジ、スミレナガハナダイ、ナミダクロハギ、コクハンアラ、 カミソリウオ、イシフエダイ など
せっかく台風が遠慮してくれたので、このまま終わるのはもったいない。 3本目はシチューガマ。おなじみ穴くぐりポイントです。 L字型の穴を垂直に降りると、水平の穴から縦長の青い光がとてもきれい。 穴を出るとここにもカミソリウオ。また、 ムチヤギにヤマブキスズメダイが卵を産みつけていました。 みんなで見ていると親が「あっちいけよ」と言わんばかりに威嚇してきます。 さらに先にはムチカラマツエビが。意外にマクロもいけるのね、この海は。
天気:晴 気温:31℃ 水温:27℃ 透視度:30m 潜水時間38分 最大水深30m
みれたもの:カミソリウオ、ゴマモンガラ、ウミヅキチョウチョウウオ、 ヤマブキスズメダイと卵、ムチカラマツエビ など
ホテルに帰って機材を洗い、今日の夕飯はバーベキューです。 ホテルの別館(?)の屋上で生ビールを飲みながら食べるバーベキューは最高!! そして、バーベキューの参加者みんな巻き込んでの大ビンゴ大会。 2回戦3回戦と盛り上がり、持っていったカードを使い果たしてしまいました。 秘密兵器、大活躍でした。
7月28日(日)
帰りの便は3時。午前中は久米島観光に行きました。 まずは空缶が坂を登る「お化け坂」。言われてみれば上り坂のような、下り坂のような・・・微妙。
次は泡盛「久米仙」の工場。各種泡盛やもろみ酢などが試飲できます。 どれもおいしいのですが、やはり値段の高いものはそれなりにおいしいし飲みやすい。 結局そこそこで手を打ってしまうんだなぁ。でもおいしいからOK。 お土産にと人数分のミニチュアボトルを頂きました。ありがとうございます。
つぎは琉球の伝統織物を紹介する「ゆいまーる資料館」。 平日に来ると実際に織物作りの現場を見学できるそうなのですが、日曜なので機織り機もお休みでした。 それでも各種織物製品の展示や紹介ビデオを見せてもらい、なかなか面白かったです。
そして最後に畳岩で記念撮影。しばらく来ない間に立派な駐車場や建物ができていました。 そこのレストランで昼食をとり、観光終了。 ホテルに帰り、荷物をまとめて空港へ。15:05久米島発、那覇経由で20:00名古屋着。 空港を出ると・・・あ、暑い!久米島より断然暑い!! いつものことながら岐阜の暑さにへき易する一同でした。 |