フィリピン.ボラカイ島ツアー
 

1999年7月17日~7月21日

さあ、 ダイビングショップ・ヒラキ ホームページがお送りする ツアーレポート第一弾は、世界屈指のヨーロピアンリゾート、ボラカイのレポートです。
個性派揃いのお客さんによる生のレポート、
今回はダイブマスター目指して特訓中の 古籏 克彦 さんが書いて下さいました。
他の皆さんに提供して頂いた写真も一見の価値あり!!


参加者(敬称略)
平木・八島・西・わたし(古籏)・坂口・安江・廣瀬・中島・比嘉

<7月17日(土)>はれ

朝、6:00ショップに集合
そして、いざ名古屋空港に向かう。道が空いていたのか 空港に早く到着。新国際線ターミナルはとてもきれいであった。 朝食は、ファーストフードがいいようだ。他に比べて安いからまだ我慢ができる。

そうこうしているうちにいよいよ10:00 マニラに向けて出発である。
マニラは、時差-1時間。気温31℃、晴れ、でも蒸し暑くはなかった。
荷物を受け 取りペソに換金。国内線へ移動。車で約15分。道は混雑していた。

飛行機
マニラ~カティクラン間のプロペラ機。
カティクラン空港ののどかな風景にも注目。

国内線空港から次はカティクランに移動である。
空港で軽い食事をする。水20ペソ ・ ハルサメ(玉ちゃん注1に聞いたらビーフンだった (これはおいしかった))40ペソ・スパゲティ(バナナソースは甘すぎでマズイ)40ペソだった。
空港使用料100ペソを支払い飛行機に乗り込む。
この飛行機がまた4発のプロペラ機でスタートするのに時間がかかった。
機内は サウナ状態で汗が滝のように流れ出る。この状態が30分程続く。
『早く離陸してくれ~』と 叫びたくなる。
やっと、離陸し振動を伴いながら飛行開始。
徐々にクーラーが効き始め30 分経過後ジュースとクッキーが支給された。
ちょっと一息つけた。

飛行機
建設中の牧場ではありません。
れっきとした飛行場です。

約1時間後カティクラン島に到着。
この空港は野原で鶏や犬が走り回っているのどかな ところである。


次は、ボートである。桟橋はないので短パンとサンダルが必要である。
ボートで約15分乗り、やっとボラカイ島に16:30到着。
ここまでチップは何かと20ペソ である。小銭はちゃんと準備しておこう。注2

夕焼け
リゾート気分を盛り上げてくれる
ホテルからの夕陽。

ホテル前のビーチから見る夕陽はとてもきれいである。
また、夜は星が瞬き、月明かりが 海面を照らす。幻想的な光景である。
ゆっくりお酒を飲みながら過ごすのもいいかもね。
ちなみにビールは20ペソ、ホテルで飲むと35ペソであった。
歩いて5分程のとこにある コンビニ?で買ったほうがいいかもね。

美香ちゃんの分身
ビーチに佇むバカモン。5:30a.m.

<7月18日(日)>はれ

朝5:30より、ビーチでちょっと記念撮影。バカモン(美香ちゃん注3の分身)を撮る。
ここで注意しなくてはいけないのはビーチの砂が細かいのでTシャツ着たまま寝そべるとシャツに砂がついて取れない事である。

朝食を取り、いよいよダイビングである。
今日は3Div実施。 1本目ボラカイの海に初ダイブ!!とてもぬるい海だった。
透視度は良好。海の青さが美しい。 2グループ(A・B)に分かれてのダイビングはとてものんびりできた。
特に、Bを更に FW
注4派と写真・ビデオ派に分けたので久しぶりに写真に専念できるダイビングであった。

街並み
ホテル付近の街並み。

2本目はニチリンダテハゼがいたのでうれしくて何枚か写真を撮ったがEX後ストロボの SWがOFFになっていたのが発覚し、一瞬「クラッ」ときてしまった。

3本目を終了し、ナイトは止めたので土産物屋が立ち並ぶ通りに行く。
賑やかで活気ある ストリートであった。これは写真を撮るにはいい雰囲気である。物価はとにかく安い。パンは 1ペソで売っていた。
朝食として買っていっていいかもしれない。(朝食がすくないから)

夕飯は、タイ料理の店「スラタイ」である。
味付けを「マイルド」と言ったらとてもマイル ドであった。「スパイシー」でも物足りないそうな。

<7月19日(月)>くもり時々あめ

ダイビングボート
こんな船でポイントまで。
う~んいい雰囲気。
(これで空が青かったら・・・)

本日は、朝から雨が降ったり止んだりといった曇天空。
でも海は澄んでいてきれいであった。『これで日が差し込めば更にきれいなんだろうな~』 と思いながら、これは乾季にぜひもう一度来てみたくなった。
午後から波が高くなり島の裏に あるポイント『クロコダイル』に行った。
ここが今回ツアー最後のダイビングとなったのであ る。
(翌日ダイビングできる海の状態ではなかったのである。)

EN直後、何も見えない。アンカーも見えない。 『ここは、方座浦注5か?』と思うほどの濁りであった。
しかし、潜降開始して 行くと徐々に視界は開けてきた。
といっても、2~10mですが・・・。でも、魚の種類は 豊富でした。

いきなり、アンカーのところにはツバメウオの幼魚が逃げずに漂い写真撮り放 題状態である。
他にもヨウジウオやらアカククリやらオオモンイザリウオやら写真派にはたま らないポイントである。
ゴマモンガラもいて卵を抱いていたせいか、マクロで写真を撮るべく 近づいて写真を撮ったらいきなり向かってきてメッチャ焦りました。
思わずハウジングを差し 出してしまった。

ところでこのダイビングで200本に到達し水中で祝ってもらいました。
ガイドの方々にも祝ってもらいとてもうれしかったです。やっぱ区切りのダイビングはリゾー トで迎えるのが一番ですね。
注6 (このツアーに照準を合わせて潜るのには苦労しましたが)

 ここまでボラカイの海を潜ったが、ここはマクロが面白いとこだと思う。
ハゼ系の魚を時間 をかけてじっくり狙っていきたくなる海である。マニアにはたまらない海である。

ハナヒゲウツボ セジロクマノミ ニチリンダテハゼ
FW派にもカメラ派にも嬉しい、マクロ天国。PHOTO by K.Furuhata

さて、ダイビングを終え、夜はイタリヤ料理店である。ここのリゾットはおいしかった。 この後、ホテルでちょっと飲んだ後ディスコに行き音楽を聴きながら更にビールなんぞを飲み 眠くなったのでビーチを歩きながらホテルに戻ったのであった。夜のビーチを歩くのもいいも んでした。これで月でも出ていたらとてもきれいな風景を目の当たりにすることだろう。

<7月20日(火)>あめ時々くもり

低気圧の影響で海はクローズである。

砂遊び
タイトル部分に載せた、砂のお城を制作中。
みんないい歳して必死だぞ。

てなわけで、波も出ていることからボディボードで遊ぶことにした。そして、ボディボード で遊びつかれたあとは、砂のオブジェ製作である。童心に返ったように砂で遊ぶ。こんな過ご し方もいいもんである。

昼になったので、昼食を済ませ、ボラカイ島のメインロードに出向く。いざ、ボーリング場 を目指す。ここのボーリングは結構面白い。手のひらサイズの木製のボール(指を入れる穴は 無い)を通常のピンの2/3位の大きさのピンめがけて3回投げるのである。尚、ピンは人が 手で無造作に並べるので毎回微妙に並びがずれているのである。更にボールも微妙に変形して いるのでまっすぐは転がらないのである。これは、みんなで楽しめる娯楽である。ちなみに 西さんは第1投で大転倒し隣の外人に笑われていました。

ボーリングを堪能した後、土産物通りに戻りお買い物である。 ビーチ沿いにあるイングリッシュベーカリー(ホテルから北に行き土産物通りのある道を過 ぎてすぐにあります)はテイクアウトができマンゴジュースやバナナジュース等(量は多いで す;女の子では飲み干すのが大変だと思う)飲みながら歩くのもいいもんです。

夜は、インド料理店である。ここでは西さんの98本パーティである。

食事を済ませ、ビーチ沿いに歩いて帰るのだがどうやら土産物通りのある道を挟んで北側が リゾートってゆう感じであった。注7 時間があればビーチを端から端まで歩いてみるのもいいかもしれない。

<7月21日(水)>くもり

椰子の木
椰子の木に登る古籏さん。
幹に切り込みが付いているので、登り易いとのこと。
いよいよ今日でボラカイともお別れである。

昨夜からの雨と強風で椰子の葉が落ちていた。記念に、椰子の木にも登っちゃったりして・・

サーフサイド前のビーチでは波が大きく船は出せないので、島の裏に回ることとなった。バ イク(サイドカーもどき)に荷物を積み、席につく。(この段階でどう見ても過積載)

>さ~、出発である。ところが道中平坦ではなくまた、舗装・ダートの繰り返しで登りがある のである。特に登りではバイクのパワーがないせいか登れない。しょうがないので人は降りて 歩くのであった。このようなことを繰り返し約15分でボートステーションに到着。ここまで の風景は素朴な感じがして時間があれば写真を撮りながら移動したかった。

ここのボートステーションは昨日潜った『クロコダイル』とは目と鼻の先である。風景も きれいである。 ここから先はまたチップ20ペソが必要である。小銭は忘れず用意すること。

ボートに乗り移るときサンダルを流してしまい焦ってしまったがこのシーンは八島先生が しっかりビデオに収めていた。

ボートはボラカイを出航しカティクランに向かう。来るときとは異なる場所に到着。物売り の方々が売りにくる。それを拒みながらバスに乗る。バスで約10分程で空港に到着。空港で はカバンのチェックがある。一つ一つカバンを開けさせられるのである。これには参った。 でも後半は面倒になったのかノーチェックで荷物を運んでいた。

バイク
島での足、屋根&客席付きバイク。
外れを引くと上り坂で降りて押す羽目に・・・

飛行機は1時間20分遅れで出発。待っている間小耳にはさんだのが『空き缶40kgで 20,000ペソ』もらえるそうな。また、相変わらず長閑な空港で、鶏が雛をつれてお散歩 していた。雛は一生懸命親について歩く。

飛行機はカティクランを離陸。これで完全にボラカイ・カティクランともお別れである。 飛行機は気流のせいかアップダウンを繰り返しながらマニラに向かう。

マニラに到着後国内線から国際線に移動する。そして、チェックイン後デューティフリー での買い物。ここでペソを無くそうと私はハンバーガーを購入。結局5000円分のペソを 使い切るのが大変だった。 あとは、飛行機の出発を待つばかり。

楽しかったボラカイツアーもこれで終了である。次は、乾季に来てみたい所である。

おわり


脚注

注1:安江 玉美さん。もどる

注2:「20ペソ」は、現在お店で流行中。
  使用例:「そこのマスクとって。」 「(親指と人差し指をこすりあわせながら)20ペソ。」
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注3:今回はツアー不参加。座間味のレポート、お願いします。もどる

注4:Fish Watchingです。念のため。もどる

注4:三重県南島町 志摩半島のローカルスポット。ソフトコーラルとマクロ生物の宝庫であるが、 透明度は通常3~5m。もどる

注6:D.S.Hirakiでは、泊りのツアーで区切りの本数(おおよそ50本毎)を迎えるとお祝いしてくれます。
  他人の区切りパーティに便乗してツアー計画を立てるちゃっかり者も多々いたりするのだ。
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注7:今回のツアーでは南側を中心に活動。ヨーロピアンリゾートの筈が、どうやらアジアンリゾートを堪能していたらしい。もどる


 
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